2025年10月29日(水)
子どもが主役のコンサート
子どもの可能性を引き出し、伸ばすこと
NO644
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習志野市福祉祭りコンサート (2025,10.26)
プログラム
・こころのドア ・君は虹を見たかい? ・日本語のおけいこ ・ペガサス ・素晴らしい言葉
演奏:習志野市立大久保東小学校合唱部
指揮;小磯宣枝
会場;習志野市役所ロビー
◇はじめに
・コンクールではなかなか歌わない曲をたくさん歌おう!という小磯先生の思いで、選曲は曲趣が違って、様々な表現が楽しめる曲を選んだ。小磯先生は”何か、工夫できそうな曲もあるようネ・・歌の楽しさをもっと感じよう・・!、の一言。イヤイヤ子ども達は凄い!コンクールで培った力を活かし、一段と積極的。曲によって声質の変化やパフォマンスを加えた表現の工夫に夢中なっている。ドンドン楽しくなっていく。とても明るく元気な子ども達がどんな曲に仕上げるか、がとても楽しみ。
◇仕上げは
・君は虹を見たかい?(杉本竜一作詞・作曲)
最初の7小節はなんと独唱付きで歌う。独唱!。これにはビックリです。独唱は1番Y君、2番Sさん,3番Iさん。いずれも5年生。独唱者は他にも希望者がたくさんいるのはとても素晴らしい。6年生はアドバイスと歌方で応援。
最初の7小節をソロで歌う。8小節めから全員で合唱。?!状態のジジ。のびのび、生き生きと歌っているではないか!!。独唱の子も堂々と歌う。周りの子たちは、リズムにノリノリでパフォマンス。とてもワクワクする。この光景を見て、つい胸が熱くなってきた。オマケに、最後のヤッ!と,決めポーズ。参った参った
・日本語のおけいこ(谷川俊太郎作詞・寺島尚彦作曲)
とってもコミカルな曲。、ジジなりのイメージは少し話したが・・・。日本語”アイウエオ・・・ン”の部分や、そうでない歌詞の部分は急な声質やテンポの変化をつけながら笑顔いっぱいで歌っている。指揮は5年生のYさん。ニコニコ顔・・!。身体全体でとても楽しく指揮している。ただ単に4拍子だけでなく,ところどころに自分のイメージを工夫しながら変化させて指揮しているのが素晴らしい。マタマタ驚き・・!。なんと!幼稚園生から大人?位までの声質や歌い方を工夫しながら歌っているではないか!!。勿論、会場は楽しい雰囲気でいっぱい。
・ペガサス(覚 和歌子作詞・三宅佑太作曲)
これは、”日本語のおけいこ”とは一変。少しゆっくりめのテンポで最初のユニゾンはとても透明感があり、丁寧に歌っている。”ゆめのしょざいちは・・・”からは、フレーズ、ハーモニー共に綺麗に、しかも曲想も工夫されている。コーダは静かに”じゆうがみえる”のユニゾンでおわる。お見事!
◇子どもの豊かな感性を引き出し、伸ばす!
先生が子どもに質問し、先生が待てずに直ぐ、答えてしまう・・?!。よくある授業風景。待つことが余り得意でない方もいらっしゃる。いつもそうだが、小磯先生は急ぐことは余り無い。どちらといえばご自身の深い学びが土台にあり、丁寧に引き出し、伸ばすタイプ。それが、今回のプログラムの成功に繋がったと感じた。
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